私たちのビジネス環境は、昨年までのコロナ禍の影響を受け、大きく変化しました。多くの企業がロックダウンにより出社できず、業務の停滞を経験しました。実際に在宅勤務ができず、月次決算が3か月も停止するという事態になった企業もあります。
このような反省から、多くの企業では自社サーバーを廃止し、クラウドサーバーへの移行を決断しました。これで有事の際には、直ぐに在宅勤務に切り替えることができ、業務に支障が生じるようなことはなくなりました。
クラウドサーバーは、従来の自社サーバーとは異なり、インターネット上に存在する仮想的なサーバーです。ビジネスにおいて、クラウドサーバーはますます重要な存在となっています。なぜなら、クラウドサーバーは前述の「在宅勤務」対応だけでなく、以下のような利点を持っているからです。
1
柔軟性の高さ
サーバーのハードウェアのリソース(CPU・メモリ・ハードディスクなど)のレベルアップや拡張、場合によってはレベルダウンや縮小といったことを柔軟かつ簡単に対応できます。
自社サーバーであればサーバーに合ったそれらのリソースを探して購入、そして設置しなければなりません。古いサーバーであればそのリソースが既に販売されていないといったリスクも生じます。
急速に変化するビジネス環境に対応するためには、この柔軟性が必要不可欠となります。
2
サーバーの管理はお任せ
・ セキュリティ対策
・ バックアップ対応
・ 瞬電・停電対策
・ その他障害対策
このような煩わしいサーバーの管理もクラウドサーバーなら、安心してすべて「お任せ」できます。自社で何もする必要はありません。
自社サーバーであればこれらのサーバー管理を、自社で専門のスタッフを雇うか、外部のIT会社に委託する必要があります。
例えばセキュリティ対策に関して言えば、昨年までのコロナ禍では、サイバー攻撃が急増しました。このようなサイバー攻撃はもちろん、日々進化するウィルスなど、常に高度で最新のセキュリティ対策を実施しなければなりません。これを自社サーバーで実施するのはひと苦労です。
しかし、クラウドサーバーでは、この高度で最新のセキュリティ対策が提供されています。
3
コスト・パフォーマンスが高い
クラウドサーバーは、自動車やパソコンのリースのようなイメージです。
月々の利用料を支払えば、購入費は発生しませんし、自動車であれば車検や保険料などの維持費も含まれおり、簡単に新型に乗り換えられる。自動車やパソコンなど、新型が短いサイクルでどんどん出てくる物には非常にコスト・パフォーマンスが高い方法です。
例えば自動車であれば、愛着がわいて何十年もきちんと維持して乗る人もいるでしょう。しかし、サーバーにはそんなことは求めません。しかもサーバーはインターネット上にあるので、物理的に自社に置いて使う必要もありません。サーバールームも不要ということです。
繰り返しになりますが、自社で専門のスタッフを雇ったり、外部のIT会社に委託するには結構な手間やリスクがあります。これについては、次回トラブルの事例を含めてもう少し詳しくご紹介したいと思っています。
このように、クラウドサーバーは新しい時代のビジネス必需品と言えるでしょう。当社の導入実績からも、クラウドサーバーの導入により、有事の際にも迅速な対応が可能になり、ビジネスの継続性を確保することができたお客様はたくさんいます。
皆さんも、クラウドサーバーを導入することで、そのメリットを実感してみませんか?是非一度クラウドサーバーの導入を検討してみてください。新しいビジネスの可能性が広がるはずです。
当社は皆さんのビジネスの成功を応援しています。クラウドサーバーはその第一歩です。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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